今回は、イギリスのワーキングホリデーVisa(ビザ)の取得までの流れについてご紹介していこうと思います。
イギリスのワーキングホリデーと言えば、数あるワーキングホリデーの国の中で取得が最難関と言われています。
「宝くじに当たるよーなもの。」って言われるくらいのレベルのよう💦
私自身、過去にイギリスのワーキングホリデーに行っていて、申請も実際に経験したので「何がそんなに難しいのか?」お伝えしていければと思います。
■「ワーキングホリデーに興味はあるけど、実際どーやってVISAもらえるの?」
■「どーやったら行けるの??」(。´・ω・)??
こんな風に思っていた方、少しでもご参考になれば嬉しいです😌✨
ワーキングホリデーに行くにはVISAの取得が必要!
まず、ワーキングホリデーに行くためには、その国に滞在する許可を得るためのVISA(ビザ)が必要になります。
それが「working holiday visa(ワーキングホリデービザ)」ですね。
VISAの取得方法は国によって違ってきます。
今回ご紹介するイギリスのワーキングホリデーのVISAですが、他の国とはちょっと呼び方が違い、“ Youth Mobility Scheme(ユースモビリティスキーム)” と言います。
略して、「YMSビザ」です。
他の国の場合のワーキングホリデー滞在期間が1年間なのに対し、イギリスはなんと2年間あります!
単純に他の国の倍、長く滞在することができるのも人気な理由の1つ。
実際、私がイギリスを選んだ理由も「他よりも長くいれるから!」が大きかったです😎✨
「YMSビザ」どうやって申請するの?
ワーキングホリデーに行くためにはVISAの取得が必要なことはわかりました。
ではその肝心の「YMSビザ」の取得方法です。
・・・これだけ引っ張っておいてなんですが!
「 運です!!! 」
・・・え?(´-ω-`)・・本気で言ってんの?
まぁ、そう思われた方がほとんどだと思いますが、本当です💦
イギリスではない他の国の場合、必要書類を提出し、不備なく審査が通ればVISAを発行してもらえるところが多いです。
ただイギリスの場合は、まずVISAを取得するための抽選があります。
そこを通らないと、VISAが発行されないんですね。
流れとしては、次のようになります。
応募 ⇒ 抽選 ⇒ 通過 ⇒ 申請 ⇒ VISA取得💡
抽選は完全なランダムによって決められます。
しかもイギリスのワーキングホリデーの場合、1年間に発行するVISAの数が1000人と決められています。
これは他の国に比べてめちゃくちゃ少ない数です。
正式な公表はされていないですが、倍率が10倍とか20倍とか言われてます💦
オーストラリアとかニュージーランドにいたってはVISAの発行数は無制限ですしね😎
ちなみに私がワーキングホリデーで行ったときは、ロンドンオリンピックなどと被り例年よりも倍率が高く、80倍だったという話も聞きました。
80って・・「ホントかよ!?」って思いながら、自分の強運に自画自賛してました(笑)
とまぁ、1年間分のVISAを抽選で行うため抽選から外れた場合、来年の抽選時期まで待たなければいけません。
これが、イギリスのVISA取得が難しいといわれている理由です。
応募してからの流れ
応募が完了したら、あとは結果が来るのを待つだけです。
通った方には、
「TMS successful 」の件名のメールが届きます。
内容は英語だけでなく、日本語でも書いてあるのでご安心くださいませ。
次は申請時に必要な書類を作ったりしましょう。
書類は不備のないように気をつけて下さい。
不備があると、せっかく予約をしてVISAセンターに行っても、再度行かなければいけない可能性があります。
なので、申請には万全の状態で行けるようにしておきましょう😊💡
日本ワーキング・ホリデー協会ではVISA取得に役立つ無料セミナーを開催しているので、詳しく知りたい!って方は参加してみるとよいかもしれませんね。
下記にサイトURLを貼っておくので、良かったらチェックしてみてください!
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VISAの取得が抽選になったのには理由があった!?
今は抽選により発行されているイギリスのYMSビザですが、抽選になる前はじつは先着順でした。
2011年までは先着順の方式がとられ、ワーキングホリデーに行きたい人達で1年分のVISAを取り合っていたんですね。
流れとしては、決められた日決められた時間にネットで次の年の分のVISAが応募開始になります💡
応募開始まであと何秒前・・・3、2、1・・
「はい、スタート!取り合って!!」って感じです
私が実際に申請をした年は抽選によるものだったのですが、事前の情報としては、まだ先着の可能性が高かったんです。
なので、相談にのってもらっていたエージェントのお姉さんには、
「とりあえずパソコン最低3台は用意しておいて下さいね!」って言われてました(笑)
当時の私はイギリスのVISA取得がそんなに難しいものだとは知らず、完全な無知だったので、お姉さんのこの言葉に衝撃を受けたのを覚えています😅
そんな、先着順で何年間も通してきた方法が急に抽選に変わったのは、2011年の年の応募時にトラブルがあったからです。
当時の英国大使館、英国ビザセンターの正式な発表では1月1日の日付になったと共に、2011年分のYMSビザの応募が開始されるはずでした。
でも実際は何の予告もなく、12月31日の夕方ころに募集が開始されており、たまたま気づいた人が「ラッキー」といわんばかりに申請。
1月1日になったときにはすでに1000人の募集人数に達していたという事態が起こったんです。
そりゃあ、英国大使館やビザセンターに苦情の問い合わせが殺到するのは言うまでもないですね😅💦
1年間、この日をずっと心待ちにしていた人もたくさんいたでしょうからね。
そして、その結果どーなったかと言うと、一旦リセットし別日でやりなおすことに。
12月に取れていた人も全てキャンセルとなり、みんな新たに申請権利がもらえることとなりました。
12月に取れていた人は凹み、逃していた人は歓喜することに。
2011年に起きた、このトラブルを教訓にこれから後の年が全て公平なランダム抽選方式に切り替わったってわけです💡
YMSのVISAは完全に公平なもの!変な誘いに騙されないで!
これだけ難易度が高いイギリスのYMSビザです。
「どうにかして取得したい!」と強く思う方もいらっしゃいます。
そして、ワーキングホリデーのVISAを望んでいる人の心理を逆手にとって、手数料を取ろうとしている人達がいます。
「必ずビザを取得できる方法を教えますよ。その手数料として¥●●になります。」
などといった、ワーキングホリデーのビザが欲しい人をターゲットにしている人達です。
「いやいや、無理だから!!」
本当に声を大にして言います!!
イギリスのワーキングホリデーのビザはお金を払えば貰えるものではありません!
公正な抽選により行われてるので、お金を払えば特別扱いをされるということは一切ありません。
本当に、運を手に勝ち取るしかないんです!!
なので、もし美味しい話しが聴こえてきても、絶対にその誘いにのらないでください!
私も当時、エージェントの方に同じことを言われましたが、注意されるということは実際に被害にあった方がそれだけいるって事ですしね。
その人の人生にとって間違いなく大きな選択・経験の1つになるであろうワーキングホリデー、素敵なものになることを願っております😌💕