こんにちは、choroです😊
さっそくですが,「イギリス」と聞いて何を思い浮かべますか?
ビッグベン・ビートルズ・ユニオンジャック🇬🇧??
いろいろ有名なものはあると思いますが、その中で
イギリス料理=マズイ😰
この答えがでた方もいるのではないでしょうか??
「イギリスに行ってたよ!」と言えば、ネタですか?とばかりに、
「イギリスってご飯マズイんでしょ?」
本当、このやりとりを何度したことか・・・💦
あまりの言われようをしているイギリス料理について、なんでそんなにマズイイメージがあるのか?
今回は、私の過去の経験から思い返して書いてみることにしました。
そんなことないんだよ!人の好みによるんだよ!!
いきなり本題とは逆のことを言います。
実は、私はイギリス料理をマズイと思ったことは1度もありません!
あ、すみません、ちょっと盛りました。
嘘です、数回しかありません😅💦
私の場合、2年間ワーキングホリデーとしてイギリスに行き、最初の3ヶ月はホームステイをしていたので現地のご飯と触れ合って生活していました。
ホームステイ先で、ご飯を食べてマズイと思ったことは本当になかったです。
確かにレパートリーは多くなかったし、毎週ほぼ同じ料理をローテーションでまわしてるって感じでしたが、お米やパスタが食べれたので、飽きるということを感じませんでした。
ちなみに、私がホームステイさせて頂いていたお家の1週間の夜ご飯メニューは大体こんな感じ👇
- チリコンカン
- ミートパスタ
- フィッシュアンドチップス
- グレービーソースがかかったお肉とマッシュポテト
- サンドウィッチ
- ペンネ
- サーモンの焼いたもの(ムニエル風)
私はこの中だと、サンドウィッチの日が1番微妙って思ってましたね。
パスパスのパンに野菜とチーズが入っただけのものが「ドンっ」っと出てきてたので、なかなかノドを通らず苦戦してたのを覚えています。
作ってくれてた、ホストファザーの腕もあったのかもしれませんが、それ以外は普通に美味しいと思って食べてました。
特に、ひき肉をたっぷり使ってつくる「チリコンカン」はかなり好きで、毎回メチャクチャいっぱい食べてましたね😋
私の食べっぷりが良かったのか、回を重ねるごとにお皿に盛られる量が増えていって、体重のほうが大変なことに・・・。
美味しさとともに、「海外=太る」の洗礼をすぐに浴びることになりました😅💦
ちなみに「チリコンカン」はコレ👇

引用:Rakutenレシピ https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1920016901/
ひき肉と玉ねぎを炒めて、ビーンズ(豆)やトマト、チリパウダーで煮こんだものです。
イメージとしては、少しピリっと感のある、カレーって感じかな。
もともと「チリコンカン」ってイギリスじゃなくて、アメリカの料理みたい💦
何故か、ホストファザーはよく作ってくれてました。笑
本当に美味しかったです😊💕
味付けがシンプルすぎる件・・・。
ホームステイ先では特に、イギリス料理が不味いという感覚にはならなかったんですが、付け合わせとして出てくる野菜が私は少し苦手ではありました。
それは・・・味がなかったから💡
そう、イギリスで出されるものの特徴として、味がほぼしないということがあります。
例えば、ただ茹でただけの野菜がでてくる・・・。
ジャガイモやにんじん、ブロッコリー、グリンピースなどを茹でてお皿に盛り付けて完了。
素材本来の味を活かした料理と言えば聞こえはいいのですが、ただ茹でてあるだけなので調味料の味もなにもありません。
まぁ、確かにそれは「まずい」と言えかもしれないですね😅
では、なんで味をつけないの??ということですが、
イギリス料理は後から、自分で好みの味をつけて食べるのが普通だからです。
塩・ビネガー(酢)・コショウ・マヨネーズに、ドレッシングやグレービーソース、ケチャップ
といった、いろんな調味料を使い、自分好みの味にして食べるため、料理自体に味がなくても問題ないという考え方なんです。
料理には味が付いててあたりまえ、むしろどうやって美味しい味付けをするか?を考えている日本人からしたら、真逆ですからね💦💦
料理に味がない!というところで、イギリス料理はマズイと言われている部分が大きいのかもしれませんね。
実際イギリス料理ってどんなものがあるの?
1番有名なイギリス料理といえば、やはり「フィッシュアンドチップス」。
白身魚に衣をつけて揚げたものと、チップス(フライドポテト)が一緒のお皿にのった料理ですね。
イギリスではビネガー(酢)をかけて食べるのが現地流の食べ方🍴
これが是非、試してみてほしいレベルでメチャクチャ美味しいです💕😋
他にも、あまり名前としては浸透していないものの、イギリス料理があるので、簡単にいくつかご紹介していきます💡
①ハギス(Haggis)
ハギスはスコットランド地方の伝統料理で、茹でた羊の内臓をミンチにして、玉ねぎやオート麦と混ぜ、羊の胃袋に詰めて茹でるか蒸すかした、詰め物料理です。
内臓系ということもあり、生臭さを消すためにハーブや胡椒などの色んな香辛料を使って仕上げることが多いです。
見ためと、内臓料理という部分で、日本人からしたら少し抵抗があるかもしれませんが、食べてみると意外とクセになる美味しさがあります。
②サンデーロースト(Sunday Roast )
名前の通りなんですが、日曜日にしか食べることができないイギリスの伝統的な食事です。
ローストしたお肉と野菜、じゃがいも、ヨークシャープディングにグレービーソースをかけた料理です。
イギリスのPUB(パブ)でも午後から夕方にかけて食べることができます。
パブでも日曜日にしかないメニューなので、行くときは注意が必要。
③イングリッシュブレックファースト(English breakfast)
フィッシュアンドチップスと並んで有名なイギリス料理です。
ベイクドビーンズやソーセージ、ベーコン、目玉焼きなどがワンプレートで提供される朝食メニューです。
地方によって内容が多少違っていて、スコットランド地方だと、先程ご紹介したハギスが入ってたりします。
私も大好きで、朝だけじゃなく、お昼でも食べたくなるレベルで美味しいです😋💕
食べる物を選べばいいんだよ。
私がイギリスで生活してみて感じたことは、
「イギリス料理がマズイ」と感じるものは確かにあるので間違ってもいないのですが、色んな国の料理が食べれたり、イギリスの料理自体が近年変わってきてることもあり、
イギリスで食べるご飯 = マズイ
は当てはまらない!!
これが、私がイギリスで暮らしてみて1番しっくりきた答えになります!
実際「フィッシュアンドチップス」は、油っこいなど賛否両論ありますが、普通に美味しいですからね。
私は日本に帰ってきた今でも大好きで、たまに「フィッシュアンドチップス」を求めてイギリスレストランやpubに行って食べているくらいです。
何度も言いますが、ビネガーをかけて食べるのが本当にたまらないんですよ💕😋
私が生活していたのがロンドンが大半だったということもあり、中心地でご飯に困らないのも理由かもしれませんが、ロンドンを離れ地方に遠出をしても、普通に美味しいご飯に巡り合えていたので、
イギリスに行くから、美味しくないご飯しかないんだろうな・・って思い込みはなくて大丈夫です!!
美味しい食べ物はいっぱいあるので、これから旅行や留学など、イギリスへ訪れる予定のある方は安心して行ってきて頂ければと思います😊✨